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1993年5月15日、Jリーグが華々しく開幕してから、(この本の発売日である)2008年5月15日で丸15年を迎える。この15年という時間を経て、Jリーグ以前にはなかった人々の生活・人生が、今では当たり前のものとして定着している。欠かすことのできないものとなったサッカーは、どんなふうに人々の生活や人生を変えてきたのだろうか。Jリーグが生まれたからこその「サッカー的職業」に従事する11人の、この15年の鮮やかなる群像を、筆者の温かい目線と文章で綴る。
■まえがき
・お年寄りが、年間シートに座ってサッカー談義
・思えばここまで、ずーっと夢みたいな話が続いている
・びしょぬれのジーコ
・自分たちも試合の一部だという気持ち
・2008年5月15日、誰もが同じ気持ちで
【MEMO】ボランティアになろう!
■第1章:僕自身が夢を楽しめる日が来るように
日本サッカー協会キャプテン 川淵三郎
・今も耳に残るチアホーンの音
・4年目の危機
・人生万事、アルゼンチンとチェコ
・芝の校庭、夢先生、そして…
【MEMO】「チェアマン」と「キャプテン」
■第2章:緑の悪魔と戦い続けた15年
国立競技場施設管理課課長補佐 鈴木憲美
・4畳半ほどの「最前線基地」
・よくグレたりしないで真面目に育ってくれた
・通年緑化への「二毛作」
・ありがとう、ありがとう、こんな緑の芝が夢だったんだ
・プロサッカーに貢献できた自負心
【MEMO】芝生職人になる方法&芝張りを行った学校数
■第3章:選手と審判は両輪で、ピッチを全力疾走した
スペシャルレフェリー(SR) 岡田正義
・散々だった国際デビュー戦
・黒子の体温
【MEMO】SRになるためには
■第4章:Jのお荷物から世界のクラブへ
浦和レッドダイヤモンズ代表取締役社長 藤口光紀
・「停電」がプロデビュー
・サポーターの家庭訪問、辻説法で地域に愛されるクラブに
・前売り1000枚からのスタート
【MEMO】浦和レッズのホームゲーム入場者数の推移
■第5章:サッカー界、激「動」のシンボル
FIFA(国際サッカー連盟)理事 小倉純二(日本サッカー協会副会長)
・世界と日本をつなぐ大パイプライン
・辞表を持って戦ったフランス・ワールドカップ予選
・70時間のフライト、ただ謝罪のためだけに
【MEMO】FIFA理事になるために
■第6章:サッカーが仕事になる、これ以上の幸せはなかった
エージェント(代理人) 田邊伸明
・揺れた立て看板
・オフィスの机に飾る一葉の写真
・バックパッカーとして
・サッカーが仕事になった
・代理人としての大きな喜び
【MEMO】選手エージェントへの道
■第7章:求人雑誌から、ワールドカップ3大会連続出場へ
日本代表エキップメント 麻生英雄
・日本中のコインランドリーを知る男
・万が一、万が一と思う気持ち
【MEMO】ホペイロだからこその
■第8章:甲府発、スペイン経由、平塚着
湘南ベルマーレトレーナー 山田晃広
・Jリーグと同じ時に歩き出した、スポーツトレーナー
・トランクひとつと辞書と100万円
【MEMO】トレーナーになるには?
■第9章:大学生は15年で、鉄人になり選手会長になり
名古屋グランパス 藤田俊哉
・鉄人には、ウルトラCはない
・月給50万円が最高の夢だった
・オフトに鍛えられた日々
・満足するな、もっともっと上を目指せ
【MEMO】Jリーグ選手会長が選ばれるまで&藤田俊哉Jリーグ出場記録
■第10章:男女最多のAマッチ、なでしこのプライド
女子サッカー、なでしこジャパン 澤穂希(日テレベレーザ)
・15歳、代表デビューで鮮烈の4ゴール
・とにかく全員が大きくて、跳ね飛ばされた。ホームシックもひどかった
・1人でも多くの女の子に、なでしこを目指している、と言ってもらいたい
【MEMO】澤穂希なでしこジャパン出場記録
■第11章:J最多勝利監督は、絶対に止まらない
ガンバ大阪監督 西野朗
・オレはマグロのように、泳ぎ続ける
・あの時、歴史を変えてみせると、確かに言った。今、思い返すとゾッとする
・リーグ戦は、刺すか刺されるか
【MEMO】Jリーグの監督になる方法&西野朗監督Jリーグ成績
■あとがき
・「エリート」の本当の意味
・大人と堂々と握手ができる中学生
【MEMO】JFAアカデミーに入るには?
■付録
Jリーグ歴代優勝チーム
増島みどり Midori Masujima
1961年、神奈川県鎌倉市生まれ。学習院大学政治学科卒業後、日刊スポーツ記者を経て97年からフリーのスポーツライターに。サッカー、陸上競技のビックイベントなど、国内はもちろん海外現地取材もこなす。98年に著書『6月の軌跡』(文芸春秋)で第9回ミズノスポーツライター賞を受賞。ほかに『ジーコ セレソンに自由を』(講談社)、『In
his times 中田英寿という時代』(光文社)、『火の鳥人物文庫 高橋尚子』(講談社)など。98年5月から自身のホームページ「Masujima
Stadium」を開設、07年より「ザ・スタジアム」(http://thestadium.jp)として最新情報を更新している。『週刊サッカーマガジン』で「名波浩 夢の中まで左足」を好評連載中。
新書判 240ページ
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