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昭和18年10月16日、戸塚球場。 それは永遠に語り継がれる特別な試合だった。
時は戦時下、日本軍の敗色濃い昭和18年。 六大学リーグ解散令、そして、学生の徴兵延期停止令。 若き早慶の野球部員たちにも学徒出陣の令が下る。 「戦地に赴く覚悟を決めた、野球部員たちに 最後の思い出を作ってやりたい・・・。」 慶應義塾塾長・小泉信三、早稲田大学野球部顧問・飛田穂洲 の奔走で、苦難の道を歩みながらも 実現にこぎつけた「出陣学徒壮行早慶戦」。 本書は、実際に試合に参加した早慶両校の著者が ひたむきに生きた青春群像を描いた感動のノンフィクション!
【目次】
序章 語り継がれる一日
●早稲田大学
第1章:飛田穂洲の決断
第2章:好敵手との対戦
第3章:思い出の記
●慶応義塾大学
第4章:小泉信三の理念
第5章:海ゆかば
付記:昭和18年の原風景
【著者プロフィール】 笠原和夫: 1920年6月、大阪府生まれ。1939年に市岡中学より早稲田大学に入学し外野手として活躍。戦後、オール大阪を経て南海入団。のちに高橋―トンボ―高橋・監督。平成10年死去。78歳。
松尾俊治: 1924年8月、兵庫県生まれ。旧制灘中から慶応義塾大学に進み、捕手として活躍。1948年卒業後、毎日新聞社入社。運動部記者、野球を担当。現在、毎日新聞名誉職員。六大学野球連盟規制委員、日本アマチュア野球規制委員、日本社会人野球協会評議員、関東野球連盟顧問などを兼任。著書に『ああ甲子園』(スポーツニッポン新聞社出版局)『六大学野球部物語』(共著・恒文社)『不滅の高校野球』『早慶戦90年』(ともにベースボール・マガジン社)『神宮へ行こう』(慶應義塾大学出版会)など。
※本書は1980年、恒文社より刊行された『学徒出陣 最後の早慶戦』の新装版です。
四六判・上製薄 272ページ
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